回帰関係(岩崎2021)

  • 岩崎学(2021)「統計的因果推論の視点による重回帰分析」『日本統計学会誌』50(2):363-379。

 『統計的因果推論の理論と実装─潜在的結果変数と欠損データ』で岩崎(2021)の「回帰関係」が取り上げられていた(高橋2022:1)。興味深くかつ重要な概念だと思われるため、ここにメモをしておく。

これまでの統計学のテキストでは、『因果と相関は異なる』として「因果関係」と「相関関係」を対峙させることが多いが、ここではその中間として「回帰関係」を想定する。その定義は『必ずしも因果関係ではないが予測には有用な関係』である。

(出典)岩崎学(2021)「統計的因果推論の視点による重回帰分析」『日本統計学会誌』50(2):363-379、p.365。

参考文献