台湾のリベラリズムとナショナリズムのバランス

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 朝日新聞の李琴峰氏のインタビューより。

台湾では、自由や人権といった普遍的な価値観を掲げるリベラリズムの動きと、ナショナリズムの動きは密接に関わり合ってきましたが、衝突することもあります。そして両者が衝突した場合、優先されるのはいつもナショナリズムではないかという問題があります。

 

台湾の安保観

mainichi.jp

 台湾の安保観に関して、毎日新聞で紹介された呉叡人氏のインタビューの中の興味深い指摘。

そもそも、台湾人の多くは日本の内政に興味がありません。安全保障環境の悪化から自国を守るための軍拡を疑問視する人も、ほとんどいません。日本での憲法9条改正や軍拡が右傾化とセットで批判される議論は、台湾人の常識では理解不能です。

蔣経国日記が刊行開始に

 蔣経国日記の刊行が始まっている。

宗教調査のデータセットが公開

 宗教調査のデータが公開された。

  • American Trends Panel Wave 105
  • PRRI August American Values Atlas Wave 3
  • Religion and Social Life in Central and Eastern Europe
  • Religious Freedom Index, American Perspectives on the First Amendment, 2022
  • Springtide Research Institute's Annual Religion and Young People Survey, 2022

データセットが二点公開

 台湾の社会調査調査の個票データが二点、新たに公開されている。

  • ネット使用に関する調査(2022台灣網路報告)

 Survey Research Data Archive (sinica.edu.tw)

 SNSの使用状況、ニュースを視聴する情報源などが詳しく網羅されている。

 Survey Research Data Archive (sinica.edu.tw) 

 中国に対する意識や政治的価値観など、いわゆる両岸関係に含まれる意識の他、台湾のコロナ政策についても尋ねている。