2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧
『日本台湾学会報』(第23号、2021年)に掲載されている、『中国・台湾・香港の現代宗教:政教関係と宗教政策』(櫻井義秀編著、明石書店、2020年)に対する藤野陽平氏の書評の中で、台湾を研究する上での重要な指摘がなされている。私が常々感じていること…
zh.wikipedia.org 中国語版のWikipediaにおける蔣経国に対する評価の項目。
銃社会学に関連する書籍を紹介した投稿。黒人と銃、全米ライフル協会、銃所持と政治意識など貴重な研究書10冊がが取り上げられている。投稿者は銃社会学・宗教社会学が専門のDavid Yamane氏である。 Part 1: Counting down from 10 to 6 of my Top 10 books …
先日刊行された『Religion, State and Society』誌の最新号で、「日本の文脈における宗教とマイノリティ」という特集が組まれている。 メモ イントロダクション Marat Shterin & Daniel Nilsson DeHanas (2023) Editors’ introduction, Religion, State and …
Stolz, J., Gugushvili, A., Molteni, F., & Antonietti, J.-P. (2023). A counterexample to secularization theory? Assessing the Georgian religious revival. The British Journal of Sociology, 1–17. https://doi.org/10.1111/1468-4446.13009 世俗化…
www.books.com.tw 伊慶春・林文旭・林常青・施奕任・郭貞蘭・黃克先・楊文山・熊瑞梅・蘇國賢編(2021)『改變中的基督信仰:臺灣基督教會與基督徒的社會學分析』國立臺灣大學出版中心 台湾の社会学者による、台湾のキリスト教に関する社会学的研究。テーマ…
www.airitilibrary.com 黃奕偉(2022)「臺灣『宗教心理學』研究之現況分析(1974-2019):以期刊及學位論文為對象的考察」『臺灣宗教研究』 21(1):155 - 203 台湾における宗教心理学(1974~2019年刊行)のレビュー論文。これまで扱われてきたテーマは…
Sarah Maes, M. Schrooten, P. Raeymaeckers & B. Broeckaert (2023) Faith Based Organizations: Types and Typologies. A Scoping Review (2010-2021), Journal of Religion & Spirituality in Social Work: Social Thought, 42:2, 211-237, DOI: 10.1080/…
today.line.me 台湾の歴史学者の薛化元氏が、「李登輝百年誕辰紀念新書發表暨學術討論會」(国史館・李登輝基金会主催のシンポジウムで、「李登輝主政期間與蔣經國路線的承繼與斷裂」という報告を行い、李登輝の路線と蒋経国の路線の連続面と断絶面を論じた。
「戒厳令下の台湾とはいかなる時代であったのか?」という問いは、今日の台湾を考える上で不可欠だろう。戒厳令下で形成された社会構造や社会意識は、今日の台湾の土台を形成したと考えられるためである。「蔣経国時代の台湾は良かった」という言説はその象…