華人社会、台湾のノンモノガミー

家族を生み出す――台湾をめぐる国際結婚の民族誌 作者:横田祥子 春風社 Amazon 2021年に刊行された横田祥子著『家族を生み出す─台湾をめぐる国際結婚の民族誌』(春風社)の中の「正妻と妾─漢族にみる婚姻の種類・定義」(pp.110-117)で、華人社会、台湾にお…

「コロナ禍で増える既婚者のプラトニック恋愛。100人調査でわかった不倫との違いは…」(日刊SPA!2021年11月10日)

nikkan-spa.jp 2022年4月3日閲覧 コロナ禍の不倫とプラトニック恋愛に関する調査。 コロナ禍は、既存の人と人との関係性を分断する一方で、人が人との新しい絆を求める傾向を強め、それは、本来家庭を顧みなくてはならない既婚者にも波及しているのではない…

「福原愛の離婚に中国では祝福の声 若者意識の変化も背景に」(NEWSポストセブン2021年7月18日)

www.news-postseven.com 2021年7月18日閲覧 背景要因として、中国大陸におけるセクシュアリティの変化が取り上げられている。光が当てられているのは離婚観である。たとえば、次の解説がある。 さらに、中国の若者世代の離婚観が変化しており、高齢者世代と…

宗教はポリアモリーをどのようにとらえているのか(Sheff 2014)

www.psychologytoday.com 2021年4月12日閲覧 『The Polyamorists Next Door』(Sheff 2013)などのポリアモリーに関する著作で知られるElisabeth Sheff氏による『Psychology Today』の記事。 諸宗教がポリアモリーに対してどのような見解を示しているのか、…

台湾の姦通罪違憲判決を報じたいくつかの動画ニュース

更新2021年3月30日 台湾では長らく姦通罪(通姦罪)が存在してきた。それと同時に姦通罪を廃止すべきとの主張もあり議論が行われてきた(その詳細は宮畑(2016)が論じている)。 2020年5月末に台湾で姦通罪(通姦罪)を違憲とする判決を下した。これに関し…

「誰が「不倫」をするのか」(五十嵐2018)

更新2021年5月31日 ci.nii.ac.jp 五十嵐彰(2018)「誰が「不倫」をするのか」『家族社会学研究』30(2):185-196。 日本においてどのような人々が不倫をしているのかを計量的に分析した論文である。台湾では、2020年5月末に、姦通罪が廃止され、様々な報道…

台湾における姦通罪の違憲判断をめぐる情報いくつか

更新2021年3月30日 先日、台湾における「姦通罪」(「通姦罪」)に対して違憲であるとの判断がなされたようだ。 ・「姦通罪は「違憲」 大法官会議が判断/台湾」(『フォーカス台湾』2020年5月29日) http://japan.cna.com.tw/news/asoc/202005290010.aspx …