「自殺願望の規定要因に関する一考察」(森田2008)

更新2021年5月31日

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  • 森田次朗(2008)「自殺願望の規定要因に関する一考察─JGSS-2006データによる分析 」『日本版General Social Surveys研究論文集』7:107-119。(JGSSのサイトにあり

 自殺願望経験の規定要因を二次データを用いて分析した論文。年齢層でサンプルを分けて分析している点が興味深い。一口にストレッサーといっても、ライフコースによって何がより明確なストレッサーとなるかは異なることが想定される。特に高齢層に関して、住環境などをより複合的な社会背景を考慮した分析がなされていたのが興味深いと感じた。