『社会心理学』(池田・他2010)

  近年刊行された社会心理学のテキストの中で質量共に充実したテキスト。最新の研究成果と豊富な事例に基づながら社会心理学の全体像がつかめるようになっている。

 第1部ではミクロレベル(認知、推論、感情、自己など)、第2部ではメゾレベル(コミュニケーション、対人関係など)、第3部ではマクロレベル(心の文化差、集団間関係、組織、地域など)が扱われる。
※この記事は、北海道大学付属図書館主催企画「本は脳を育てる」に寄稿した紹介文を大幅に加筆修正して再掲したものです。