親子で性の話をすることに対して宗教はいかにかかわるのか?(Regnerus 2005)

更新2021年5月31日
  • Mark D. Regnerus (2005) Talking About Sex: Religion and Patterns of Parent–Child Communication about Sex and Contraception, The Sociological Quarterly, 46:1, 79-105, DOI: 10.1111/j.1533-8525.2005.00005.x
 性に対する保守的な価値観に宗教がどのように関連しているのかを論じた社会学的研究。計量分析に属する。タイトルが端的に表現しているように、本論考は特に性行動、性意識、避妊などのより具体的な話題に光を当てている。総じていえば、宗教との関連が見出されるが、何を指標とするかによって関連パターンにはばらつきが見られると指摘している。