「リベンジポルノの被害女性が「婚外交渉罪」に モロッコ刑法の理不尽 」(『Newsweek日本版』2021年2月10日)

更新2021年3月30日

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 リベンジポルノ被害者女性が有罪判決を受け、これに対してSNSなどで抗議の声が上がっているという。宗教と婚外交渉の関連については以下のような批判がなされているという。

「宗教が結婚相手以外との性交渉を禁じているとしても、社会の中では、成人同士が私的に行う行為は罰せられるべきではない。これは各自の倫理観の問題だ」とラムラベットは書いている。

 

(出典)「リベンジポルノの被害女性が「婚外交渉罪」に モロッコ刑法の理不尽 」(『Newsweek日本版』2021年2月10日、https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/02/post-95605_1.php、2021年3月24日閲覧)。

 リベンジポルノが問題化する昨今において、婚外交渉に対する法制度や規範が、被害者に対して二次被害を与えるというこのニュースを読むと、婚外交渉に対する従前の価値観のネガティブな側面が、より浮き彫りになってきたように感じる。