台湾の代表的な社会調査である「台湾社会変遷基本調査」(Taiwan Social Change Survey)の2020年実施調査の集計報告書が刊行された。
www2.ios.sinica.edu.tw 2021年9月5日閲覧
この調査は台湾全土を対象とするサンプリング調査であり、様々なテーマで毎年実施されている。実施主体は中央研究院社会学研究所である。2020年調査(八期一次)は最新のものである。集計報告書は同サイトで閲覧することができる(2021年7月刊行)。
今回のテーマは総合と環境である。前者は幅広い価値観を対象としており、台湾の社会意識の全体像を俯瞰するものである。後者は環境に関するトピックに特化している。
コロナ禍で実施された調査である。コロナ禍の台湾社会において人々が何をどのように考えていたのか知ることのできる社会調査データとしても貴重である(pp.1-3)。本調査の特記すべき特徴だろう。
台湾社会変遷調査は二次分析が可能である。今後、この調査データも二次データとして一般公開されると推察する。興味のある方は目に留めておくとよいかもしない。
なお、本ブログでは以下のテーマについて、台湾社会変遷基本調査の調査結果(集計報告書)を確認したことがある。
(1)SNSの使用状況
shterazawa.hatenablog.com 2021年9月5日閲覧
(2)歴史上の人物の評価
shterazawa.hatenablog.com 2021年9月5日閲覧
(3)セクシュアリティ
shterazawa.hatenablog.com 2021年9月5日閲覧
(4)エスニシティ
shterazawa.hatenablog.com 2021年9月5日閲覧
(5)政治意識・歴史認識
shterazawa.hatenablog.com 2021年9月5日閲覧
shterazawa.hatenablog.com 2021年9月5日閲覧
shterazawa.hatenablog.com 2021年9月5日閲覧