2020-01-01から1年間の記事一覧
更新2021年5月30日 www.kinokuniya.co.jp 今戸悠(2001)『アダルトグッズ大特集』河出書房新社。 アダルトグッズを網羅的に取り上げた本。アダルトグッズの写真とその解説という構成になっている。スタンダードなグッズはもちろんのこと、あまり馴染みのな…
更新2021年5月12日 タバコ広告でたどるアメリカ喫煙論争 (叢書インテグラーレ) 作者:岡本 勝 発売日: 2017/12/31 メディア: 単行本(ソフトカバー) 本書はたばこ広告を通じてアメリカにおけるたばこをめぐる論争を論じたものである。著者によるたばこ関連の…
更新2021年5月31日 ci.nii.ac.jp 木村優里(2017)「アマチュア科学者の科学実践の継続を可能にする要因に関する探索的研究―修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチによる仮説モデルの生成」『科学教育研究』41(4):398-415。 アマチュア科学者がどのよ…
更新2021年5月13日 嗜好品の謎、嗜好品の魅力:高校生からの歴史学・日本語学・社会学入門 (成蹊大学人文叢書) 発売日: 2018/04/06 メディア: 単行本 嗜好品を包括的に取り上げた代表的書籍としては、これまでに『嗜好品文化を学ぶ人のために』『嗜好品の文化…
更新2021年7月3日 Chen, Chiang-Ming (2014) “The Influence of Religious Affiliation on Heavy Drinking, Heavy Smoking and Heavy Betel Nut Chewing,” Addictive Behaviors 39 (1): 362-364.https://doi.org/10.1016/j.addbeh.2013.10.003 台湾における…
更新2021年5月31日 ci.nii.ac.jp 五十嵐彰(2018)「誰が「不倫」をするのか」『家族社会学研究』30(2):185-196。 日本においてどのような人々が不倫をしているのかを計量的に分析した論文である。台湾では、2020年5月末に、姦通罪が廃止され、様々な報道…
更新2021年4月16日 ci.nii.ac.jp 小塩真司(2010)「二分法的思考尺度(Dichotomous Thinking Inventory)の特徴─これまでの検討のまとめと日常生活で重視する事柄との関連」『人文学部研究論集』:45-57。 厳罰化に関する論文を調べていた時に(浜2008;松…
更新2021年4月16日 ci.nii.ac.jp 向井智哉・三枝高大・小塩真司(2017)「厳罰傾向と“非合理な"思考」『法と心理』17(1): 86-94。 松原(2009)は厳罰意識の規定要因は何かという問いに対して、サンプリングデータの分析から人々の社会の見方が相対的に明…
更新2021年5月31日 ci.nii.ac.jp 猪瀬優理(2010)「中学生・高校生の月経観・射精観とその文化的背景」『現代社会学研究』23:1-18。 北海道内の中高生総計約300人を対象に、調査票調査と聴き取り調査を通じてその月経観と射精観を分析したもの(p.5)。 本…
更新2021年4月16日 ci.nii.ac.jp 松原英世(2009)「厳罰化を求めるものは何か─厳罰化を規定する社会意識について」『法社会学』71:142-157。 一体どのような人々が厳罰化を支持し、それは犯罪件数といった状況認識に基づいているのか、むしろ価値観といっ…
更新2021年5月12日 現代日本における都市メカニズム: 都市の計量社会学 (MINERVA社会学叢書) 作者:赤枝 尚樹 発売日: 2015/03/30 メディア: 単行本 都市社会学の諸理論をサンプリングデータの計量分析で検証した実証的論考である。私が感じた本書の意義を挙…
更新2021年5月12日 グローバル化する厳罰化とポピュリズム 作者:日本犯罪社会学会 発売日: 2009/04/01 メディア: 単行本 2009年に日本犯罪社会学会の編著として刊行された論集が本書『グローバル化する厳罰化とポピュリズム』(浜井浩一編)である。本論集の…
更新2021年5月12日 「R」で楽しく学ぶ会計学・経営分析 作者:真鍋 明裕 発売日: 2015/03/20 メディア: 単行本(ソフトカバー) 本書は統計ソフトRを使いながら、会計学を習得するためのテキストである。私見の範囲において、Rのテキストの多くは狭義の統計分…
更新2021年5月12日 Faith and Money (English Edition) 作者:Keister 発売日: 2011/08/18 メディア: Kindle版 『Faith and Money』、すなわち『信仰と金』という書名を見ると、いかにも宗教関連のゴシップ話のように聞こえるかもしれない。実際に、日本の宗…
更新2021年5月31日 journals.sagepub.com Yang, H.-H., & Wu, C.-I. (2006). Adolescents’ Communication with Parents on Sexual Topics: A Study of Young People in Taiwan. Psychological Reports, 98(1), 79–84. https://doi.org/10.2466/pr0.98.1.79-8…
更新2021年3月30日 先日、台湾における「姦通罪」(「通姦罪」)に対して違憲であるとの判断がなされたようだ。 ・「姦通罪は「違憲」 大法官会議が判断/台湾」(『フォーカス台湾』2020年5月29日) http://japan.cna.com.tw/news/asoc/202005290010.aspx …
更新2021年5月30日 生理用品の社会史 (角川ソフィア文庫) 作者:田中 ひかる KADOKAWA Amazon 著者の田中ひかる氏が2013年に上梓した『生理用品の社会史─タブーから一大ビジネスへ』(田中(2013)を文庫化したもの。第1章と第2章が生理用ナプキンが誕生する…
更新2021年5月30日 ラブホテル進化論 (文春新書) 作者:金 益見 文藝春秋 Amazon 性愛空間の文化史 作者:金 益見 ミネルヴァ書房 Amazon 特に『ラブホテル進化論』(文藝春秋社、2008年)は新書ということもあっていろいろな箇所で紹介されていた記憶がある。…
更新2021年5月30日 女性従業員が見た「密室の中の愛」 ラブホテル裏物語 (文春文庫) 作者:大月 京子 文藝春秋 Amazon www.kinokuniya.co.jp いずれもラブホテルの従業員として活動する著者が自身の体験を綴ったもの。どちらとも概ね一話読み切りで、ラブホテ…
更新2021年5月30日 教養としての官能小説案内 (ちくま新書) 作者:永田 守弘 筑摩書房 Amazon わいせつ論争などの比較的馴染み深い話が取り上げられるとともに、戦後のカストリ雑誌の話、更には官能小説の時代ごとの特徴や様々なジャンルも言及される。私とし…
karin-natachan.hatenablog.com ・寺沢重法(2020)「日本統治時代の台湾の専売関連建築と現在」『火輪』41:56-62。 日本統治時代の台湾における専売制について書かせていただきました。 テーマは専売制であり、植民地政策研究、公企業研究などの領域とも関…